「ある日私達は博物館へ行った。・・・今まで殆ど演奏されたことのない新しい楽器を見つけた。」これは、卓越したバロック・オーボエ奏者にして音楽学者の故ブルース・ヘインズのCDライナーノートにあった発言です。’70年代当時まだ「古楽器」と呼ばれていたピリオド楽器を、敢えて「新しい楽器」と呼んだのは何故か。講師が東大の学生時代、バロ研を立ち上げた背景を語りながら、その「新しい楽器」で演奏されたバロック音楽を一緒に聴きます。 <各回のテーマ> @ 閃烈のオーボエ、ブルース・ヘインズ A 縦笛一本で世界を変えたフランス・ブリュッヘン B 古楽の奇跡、クイケン兄弟 ♪ご案内♪ 本講座は(オンライン受講の皆様にむけて)「ZOOM挙手機能」を使用する場合がございます。その際に挙手いただいた方の「ZOOMアカウント名」が画面に表示される場合がございます。ご承知おきください。 ・・・・・・・・・・・・・・・
沖野 成紀:(おきの・しげき)1979年東京大学理科一類入学、バロック音楽演奏研究会を立ち上げる等、複数のサークルで音楽三昧の日々を送る。基礎科学科卒業時、やはり音楽に携わって行くしかないと諦念し、文学部美学芸術学に学士入学。1995年大学院博士課程満期退学、玉川大学芸術学科講師、東海大学大学院芸術学研究科長を経て、現在は同大学教養学部芸術学科特任教授。近年実験音楽美学の名の下に幅広く音楽現象への科学的アプローチを試みている。「音楽における1/fゆらぎの歴史的概観と検証の試み」等の論文はネット上で閲覧可。共訳『古楽の音律』(春秋社)、『人はなぜ音楽を聴くのか:音楽の社会心理学』(東海大学出版会)など。 現在web連載中の東海大学芸術学科教員によるリレーエッセイ「世界は音楽でできている」にて中心的ライターを務める。特設サイト(https://web-bosei.jp/?page_id=8600)。
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