『徒然草』の作者兼好法師は、鎌倉末期から南北朝初期に歌人として活躍したほか、「能書の遁世者」(『太平記』巻21)として公武の為政者たちと交流があったことも知られています。『徒然草』に語られる多様な専門の「道」に関する話もそうした兼好の立場、役割を反映しているものといえるでしょう。兼好がとりあげた達人たちの生き方、言葉に注目しながら、当時の歴史・文化を探り、この名著が読み継がれてきた魅力についても考えてみましょう。(講師記) ★各回にテーマを設け、そのつど完結型で進んでいきます。途中受講も歓迎です。 <各回のテーマ> ■『徒然草』が描く「よろづの道の人」〜兼好法師と達人たちの言葉〜 ■『徒然草』と「兵の道」「弓馬のわざ」〜武家家訓書との関連など〜 ■『徒然草』と中世の「道」の世界〜兼好法師と仏道、歌道・書道〜 *テーマは予定です。状況により変更することがあります。 ・・・・・・・・・・・・・・・
辻 勝美:(つじ・かつみ) 1949年生まれ。日本大学大学院博士課程満期退学。日本大学文理学部専任講師、同助教授、教授を経て、現在名誉教授。専攻は和歌文学、中世文学。編著書に『新古今和歌集』(共著、有精堂)、『長明方丈記抄 徒然草抄』(共著、新典社)、『松平文庫影印叢書』第11巻(共著、新典社)、『堀河院百首和歌』(共著、明治書院)、『建礼門院右京大夫集』(共著、勉誠出版)など。
◆4/6の見逃し配信は4/8午後にアップロードいたします ■参考図書 小川剛生『新版 徒然草』(角川ソフィア文庫) ※購入必須ではございません ※講義では毎回レジュメを配布いたします
■[注]今期は14時開始です。ご注意ください。 ■教室でもオンライン(Zoomウェビナー使用)でも受講できる自由選択講座です(講師は教室)。見逃し配信(2週間限定)はマイページにアップします。お問合せはyk9yokohama@asahiculture.comで承ります。