ヨーロッパなどのキリスト教国では、日曜(主日)や祝日をふくめた教会暦というキリスト教のカレンダーにしがたって暮らしています。それはいまもバッハの時代も変わりません。バッハの教会カンタータは、こうした主日や祝日の礼拝のために作曲され、演奏されました。そのため、その日の礼拝で朗読された聖書の福音書の内容と深くかかわっていました。 そこで、当講座では毎月一度、ドイツの四季や当日の福音書を踏まえてバッハのカンタータを鑑賞していきます。なお、今年はとりわけ個々のカンタータの歌詞と音楽の関係を掘り下げます。バッハのカンタータがよりいっそう身近なものとなり、親しんでいただけることでしょう。(講師・記) <今回のテーマ> 4月 ドイツの春のお話と復活祭のカンタータ 5月 昇天日と聖霊降臨日のカンタータ 6月 三位一体節のカンタータその3
那須田 務: ドイツ・ケルン音楽大学で古楽演奏などを学び、ケルン大学哲学部音楽学科修士課程修了。1989年に帰国後、洗足学園音楽大学などで教鞭をとりながら音楽評論家として活動。長年『レコード芸術』誌のCD批評を務め、現在は「音楽の友」誌などの演奏会批評などを担当。著書に『音楽ってすばらしい』(ポプラ社)、『ONBOOKS advanceバッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ』『古楽夜話』(以上音楽之友社)など
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