カルチャーセンターからもほぼ引退しようかなと思いまして、最後は自分の研究の一部を振り返るような話をします。つまり、私は日本絵画についてどういうふうに考えるのを好んできたか、という観点から、いくつかのトピックを取り上げます。美術史学へのささやかな案内でもあり、何か御自身で絵画を見るときの参考になれば幸いです。(1)画面の分割、(2)形態の伝承、意味の伝承、(3)ジャンルの横断、(4)細部を見る、といった内容になるはずです。作例は「伴大納言絵巻」、岸田劉生、曾我蕭白など。(講師・記) 写真=狩野秀頼「高雄観楓図」(東京国立博物館) 部分 出典 Colbase
佐藤 康宏:東京大学名誉教授 1955年生まれ。東京大学文学部美術史学専修課程卒業。同大学院修士課程修了。東京国立博物館、文化庁を経て、2020年3月まで東京大学文学部教授。専門は日本美術史。著書に『伊藤若冲』(東京美術、2011年)、『湯女図』(ちくま学芸文庫、2017年)、『絵は語り始めるだろうか』(羽鳥書店、2018年)、『若冲伝』(河出書房新社、2019年)、『若冲の世紀』(東京大学出版会、2022年)、『日本美術史不案内』(同前、2025年)など。
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