〈小塩〉は金春禅竹の傑作ですが、上演の機会はさほど多くありません。今春、「決定版」ともいえる注目すべき上演に際し、『伊勢物語』の中世古注釈に準拠するこの作品を仔細に分析します。いかにも「禅竹好み」の特長を持つ名曲の真価を、先行作である古作の能〈雲林院〉の辿った複雑な歴史にも照らしつつ、存分に味読し、多角的に学習できればと思います。 (講師・記) <各回テーマ> (テーマは変更になる場合がございます。) 第1回 1月15日 19:00〜20:30 講義:能〈小塩〉の背景 第2回 2月12日 19:00〜20:30 講義:詞章精読・能〈小塩〉 第3回 3月26日 19:00〜20:30 講義:映像鑑賞・能〈小塩〉 【鑑賞推薦舞台】 ★主催元に照会の上チケットは各自お求め下さい。 国立能楽堂定例公演 能〈小塩〉 2026年3月18日(水)17:30開演 シテ:友枝昭世 ※ほかに狂言〈樋の酒〉が上演されます(シテ:石田幸雄)
村上 湛:明星大学教授。石川県立音楽堂邦楽主幹。財団法人観世文庫評議員。演劇評論家。早稲田大学・大学院に学ぶ。文化庁芸術祭審査委員、芸術選奨選考審査員、国立劇場おきなわ研修講師ほかを歴任。能の復曲・新演出・新作にも数多く携わる。朝日新聞歌舞伎劇評担当。日本経済新聞能・狂言評担当。著作『すぐわかる能の見どころ〜物語と鑑賞139曲』(東京美術)、『村上湛演劇評論集〜平成の能・狂言』(雄山閣近刊)。
★講師校務により、3/12休講→3/26(木)19:00〜補講となります。(3/4記) ・教室は変わる場合があります。当日の案内表示をご確認ください。