「ロマネスクの大地」のシリーズはついにその南端に到達します。残るは地中海に浮かぶ二つの大きな島、サルデーニャとシチリアです。どちらの島も中世前半にはビザンティンやイスラムの支配を経験しますが、ロマネスクの時代には西欧のキリスト教世界に復帰します。そして、サルデーニャはピサやジェノヴァの影響を受けた洗練された教会を、シチリアはノルマン朝の統治下でモザイクに彩られた装飾豊かな教会を生み出します。講座では、この二つの島の教会を巡り歩き、ロマネスク世界の南端に開花した芸術を探求します。 (講師・記) ・リーフレット画像:サルデーニャ−サンタ・ジウスタ教会 1.サルデーニャのロマネスクを訪ねて 2.シチリアのロマネスクを訪ねて
池田 健二:美術史家 1953年広島県尾道市生まれ。上智大学文学部史学科卒。同大学大学院博士課程修了。 専攻はフランス中世史、中世美術史。91年より毎年『ロマネスクの旅』を企画し全ヨーロッパのロマネスク教会を詳細に調査する。上智大学や茨城キリスト教大学などで長年にわたり歴史や美術史を講義する。訳書に『ヨーロッパ中世社会史事典』(藤原書店)、共訳書に『中世の身体』『中世とは何か』『ヨーロッパの中世−芸術と社会』(藤原書店)、『ロマネスクの図像学』『ゴシックの図像学』(国書刊行会)、著書に『フランス・ロマネスクへの旅』『イタリア・ロマネスクへの旅』『スペイン・ロマネスクへの旅』(中公新書)。
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