7世紀のイスラーム勢力の伸長は地中海域に及び、さらにヨーロッパ中枢部に侵攻する勢いだった。東ローマ帝国は新興の東からの脅威にどのように立ち向かったのだろうか。イスラーム勢力は西へ進出するばかりではなく、西アジア世界の殆どを手中にし、さらに中央アジアまで勢力範囲を広げていった。彼らの原動力は信仰だったのだろうか?コンスタンティノープルを死守した東ローマ帝国とはどのように15世紀まではかろうじて存続したのだろうか?西と東の接点を俯瞰しながら、世界史の大きな潮流の行方をみていきたい。(講師・記) リーフレット画像:双頭の鷲文様のタイル コンヤ 13世紀 イスタンブール空港博物館 (双頭の鷲はローマ帝国の標章であったが、イスラームタイルに出現し、そこにはラビア文字で”アル=スルタン“と記されている。)
宮下 佐江子:みやした・さえこ 国士舘大学共同研究員 1952年東京都生まれ。上智大学文学部史学科卒。国士舘大学イラク古代文化研究所共同研究員。奈良県橿原考古学研究所によるパルミラ遺跡発掘調査に1990年以来美術的遺物調査担当として参加。著書に『古代オリエントの世界』(共著)『ユーラシアの風 新羅へ』(共著)『シルクロードのガラス』(共著)ともに山川出版社など。
Zoomウェビナーを使用した、教室でもオンラインでも受講できる自由選択講座です(講師は教室)。見逃し配信(2週間限定)はマイページにアップします。各自ご確認ください。お問合せはasaculonline001@asahiculture.comで承ります。