第一講は平安初期の檀像彫刻の名品、道明寺本尊十一面観音像を取り上げます。特に頭上面のうちの仏面について、他の像のデータを揃えて考察します。第2講は十一面観音経を読むと題して、十一面観音経の漢訳経典四訳のうち、第二訳(阿地瞿多)と第三訳(玄奘)との比較を試みながら、十一面観音檀像の理解を深めます。 第1講 13:00〜14:30 檀像の事例研究 大阪・道明寺の十一面観音像 第2講 14:45〜16:15 十一面観音経を読む
鈴木 喜博:すずき・よしひろ 奈良国立博物館名誉館員 奈良国立博物館名誉館員。主な著作と最近の論文:「檀像の概念と栢木の意義」(1992 講談社『日本美術全集5 密教寺院と仏像』所収)『対比でみる 日本の仏像』(2019 パイインタナショナル)「宿院仏師とその時代」(2022 東大寺『ザ・グレイトブッダシンポジウム論集 室町時代の東大寺』19号)「奈良町の仏像研究家 太田古朴の軌跡 ―仏像彫刻研究資料論を構築するために―」(『企画展 太田古朴が見た山里の文化財』所収 奈良大学博物館 2024.5)
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・教室は変わる場合があります。当日の案内表示をご確認ください。14時30分〜14時45分まで、15分休憩有。