☆本講座は、見逃し配信はございません。リアルタイム視聴のみとなります。ご注意ください。☆ 「コンブレー」の後半を精読します。 第1回は、コンブレーの散歩道「スワン家のほう」と「ゲルマントのほう」の生成と構成。 第2回は、ヴァントゥイユ嬢の同性愛と「サディスム」の謎。 第3回は、ヴィヴォンヌ川に沈めた水差しと川に浮かぶ睡蓮の描写。 第4回は、マルタンヴィルの鐘塔の描写。 これらの箇所を綿密に読みとき、プルーストの文学が自然と人間と社会に関するどのような認識をいかに表現したものであるかを考える。(講師・記)
吉川 一義:よしかわ・かずよし 京都大学名誉教授 1948年大阪生まれ。東京大学文学部仏文科卒。同大学院博士課程満期退学。フランス政府給費留学生としてパリ・ソルボンヌ大学、高等師範学校に留学、文学博士号取得。とくにプルーストの小説の成立過程や絵画との関係などについて研究。主な著書に『ディコ仏和辞典』(共編、白水社)、『プルースト書簡集総合索引』(仏文、共編、京大出版会)、『プルースト美術館』(筑摩書房)、『プルーストの世界を読む』(岩波書店)、『プルーストと絵画』(岩波書店)、Dictionnaire Marcel Proust (共編、Champion)、Proust et l’art pictural(Champion、2011年カブール=バルベック・プルースト文学サークル文学賞、2012年学士院賞・恩賜賞受賞)、『対訳 フランス語で読む「失われた時を求めて」』(白水社)、Relire, repenser Proust (Collège de France)。『「失われた時を求めて」への招待』(岩波新書)、『絵画で読む「失われた時を求めて」』(中公新書)「失われた時を求めて」の謎─隠された構造を探る』(岩波書店)など。訳書にプルースト『失われた時を求めて』(岩波文庫、全14巻、2010-19)、編訳書に 『「失われた時を求めて」名文選』(岩波書店)など。2010年アカデミー・フランセーズより学術大賞「フランス語フランス文学顕揚賞」を受賞。
<テキスト>プルースト作/吉川一義訳『失われた時を求めて1-スワン家のほうへI』(岩波文庫):各自でお求めください。
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