この講座は、中世関東の大動脈であった鎌倉街道上道に焦点を当てて、中世東国の歴史を考えようとするものです。今回は、@群馬県藤岡市緑埜から埼玉県神川町安保へと歩くコース、A神流川南岸から本庄市児玉へと歩くコース、B美里町猪俣から深谷市畠山へと歩くコース、などを取り上げます。承久の乱に際し北条政子が鎌倉到着を期待した御家人安保氏の館跡や、日蓮ゆかりの寺で鎌倉時代の巨大な板碑が建てられている本庄市児玉の玉蓮寺、鎌倉街道の遺構が発掘調査された寄居町赤浜など、見所スポットを紹介しながら、文献史料や考古学的成果に基づいて鎌倉街道上道にまつわる歴史を検討したいと思います。(講師・記)
川合 康:かわい・やすし 大阪大学名誉教授 1958年三重県生まれ。神戸大学大学院博士課程単位修得退学。博士(文学)。日本中世史専攻。東京都立大学人文学部助教授、日本大学経済学部教授を経て、2023年3月まで大阪大学大学院人文学研究科教授。著書に『源平合戦の虚像を剥ぐ』(講談社、1996年)、『鎌倉幕府成立史の研究』(校倉書房、2004年)、『源平の内乱と公武政権』(吉川弘文館、2009年)、『院政期武士社会と鎌倉幕府』(吉川弘文館、2019年)、『源頼朝』(ミネルヴァ書房、2021年)など。
筆記用具
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