592年、大王泊瀬部皇子(崇峻天皇)の没後、史上最初の女帝・推古天皇が有力豪族(群臣)によって次期大王に擁立されました。この推古を中核とした国政に参与したのが大臣の蘇我馬子と厩戸皇子でした。推古のオジとオイにあたるこの二人は終始対立関係にあったというのがかつての通説でしたが、昨今では再検討が加えられています。講座では両名が大王推古のために共同で果たした歴史的な役割について解説を試みたいと思います。(講師・記)
遠山 美都男:とおやま・みつお 学習院大学講師 1957年東京都生まれ。81年学習院大学文学部史学科卒業。同大学院入学、学習院大学文学部助手を経て、現在、同非常勤講師。97年、学習院大学より博士(史学)の学位を授与される。著書に『壬申の乱』『新版 大化改新』(以上、中公新書)、『白村江』『天皇と日本の起源』『天智と持統』(以上、講談社現代新書)、『古代日本の女帝とキサキ』『天武天皇の企て』(以上、角川学芸出版)、『古代の皇位継承』『敗者の日本史 大化改新と蘇我氏』(以上、吉川弘文館)、『蘇我氏四代』(ミネルヴァ書房)、『天平の三皇女』(河出文庫)など多数。
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