本講座では、魏志倭人伝に書かれている倭国のクニグニと狗邪韓国の歴史について解説するシリーズの第三弾です。魏志倭人伝が描くのは3世紀の倭国ですが、3世紀に至るまでには弥生時代が始まりから1000年以上の歩みがあります。 そこで本講座では3世紀までに各地で花開いた歴史と文化を取り上げます。第1回と第2回では弥生中期までに青銅器祭祀から離脱し、巨大な墳丘やその上で行われる儀礼を創造した出雲と吉備を扱います。第3回ではそれまで目立った集落や墓がなかったところに、特に3世紀以降、突如として人工的な街づくりや、前方後円形の巨大な墳丘墓が現れた大和東南部を中心に解説します。(講師・記)
藤尾 慎一郎:ふじお・しんいちろう 国立歴史民俗博物館名誉教授 1959年、福岡市に生まれる。九州大学大学院の時に発掘した弥生早期の佐賀県宇木(うき)汲田(くんでん)貝塚の調査をきっかけに、弥生時代のはじまりに関心をもつようになる。2003年に水田稲作が500年ほど早く始まっていた可能性を発表、現在は渡来系弥生人の成立過程を追究中。 主な著書:『弥生人はどこから来たのか』歴史文化ライブラリー、2024.『日本の先史時代』中公新書、2021.『弥生時代の考古学』講談社現代新書、2015.『新・弥生時代』歴史文化ライブラリー、2011.
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