摂関政治が全盛の頃、朝鮮半島北部の女真族(「刀伊」)が対馬・壱岐・博多湾を襲うという事件が起きた。大宰権帥藤原隆家らの活躍で撃退することができたものの、大きな被害を蒙った。 本講座では、このような事件が起こった背景と事件の実際を明らかにすることを通じて、当時の東アジアの政治情勢について考えてみたいと思う。また、刀伊に連れ去られた後、高麗で救助され日本の送還された女性たちの証言も残されているので、合わせて紹介したい。(講師・記)
木村 茂光:きむら・しげみつ 東京学芸大学名誉教授 大阪市立大学文学研究科博士課程修了。博士(文学)。専門は日本中世史、前近代農業史。主な著書・編著『ハタケと日本人』(中公新書)、『「国風文化」の時代』(青木書店)、『中世社会の成り立ち』(吉川弘文館)、『歴史から読む『土佐日記』』(東京堂出版)、『頼朝と街道』(吉川弘文館)、『平将門の乱を読み解く』(吉川弘文館)など多数。
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