誰もが「死に向き合って生きる」経験をする。自らがそのような危機的事態に追い込まれることもある。進んで死に向き合うことを選ぶ人もいる。大切な他者を失なって死に向き合わざるをえなくなる経験をした人はもっと多いだろう。そのように「死に向き合って生きる」人間を主題とした文芸作品やノンフィクション作品、映画やアニメや漫画もあり、よく親しまれている。この講座ではそうした物語から「死に向き合って生きる」とはどのようなことか、考え直してみたい。黒澤明「生きる」、夏目漱石『硝子戸の中』など毎回、複数の作品を取り上げたい。(講師:記) 【各回のテーマ】 (1)死を前にしたいのち (2)死の向こう側 (3)死者とともに生きる 【参考文献】 島薗進著[『こころをよむ 死に向き合って生きる』](https://www.nhk-book.co.jp/detail/000069112112025.html?srsltid=AfmBOooEwUc1R4dWVcQ_hmCXyw7Mvi30dWJunkJrdijnjeBnhkTkO0MG)(NHK出版、2025年)
島薗 進:専門は宗教学、死生学。1948年東京生まれ。上智大学グリーフケア研究所客員研究員、東京大学名誉教授。大正大学客員教授、龍谷大学客員教授、曹洞宗総合研究所講師、NPO東京自由大学学長。日本宗教学会元会長。宗教理論の研究、日本宗教史の研究、死生学、公共哲学、生命倫理などを研究領域とする。日本宗教学会賞、湯浅賞、朝日賞を受賞。著書に、『宗教学の名著30』、『いのちの始まりの生命倫理』、『スピリチュアリティの興隆』、『国家神道と日本人』、『日本仏教の社会倫理』、『日本人の死生観を読む』、『宗教を物語でほどく』、『いのちを“つくって”もいいですか?』、『ともに悲嘆を生きる』、『教養としての神道』、『死生観を問う』、『なぜ「救い」を求めるのか』などがある。
筆記用具
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