ベートーヴェンの創作活動の陰には、若き日に出会ったモーツァルトの大きな影響がありました。 今回は、史実やエピソード、そして作品の聴き比べを通じて、二人の天才音楽の不思議な繋がりをご紹介します。 今年はモーツァルト生誕270年、モーツァルトから受け継ぎ、ベートーヴェンが花開かせた音楽の魅力を、皆様とご一緒にあじわえたらと思います。 <演奏曲目> モーツァルト:ヴァイオリンソナタ K.305 イ長調 ベートーヴェン:「フィガロの結婚」から“もし伯爵さまが踊るのなら”の主題による 12の変奏曲 ヘ長調 WoO 40 ベートーヴェン:ヴァイオリンソナタ 第1番 ニ長調 Op.12-1 <演奏> 山中 直子(ヴァイオリン) 本多 昌子(ピアノ)
本多 昌子:ピアニスト 第29回全日本学生コンクール小学校の部全国第一位。PTNAピアノコンペティション金賞受賞。東京芸術大学附属音楽高校を経て芸大入学、東京芸術大学大学院修了。中島和彦、杉山千賀子。田村宏、Tiny Wirtzの各氏に師事。在学中 第52回日本音楽コンクール入選、日本室内楽コンクール入賞、学内にて安宅賞を受賞。1987年DAAD(ドイツ学術交流会)の給費留学生として旧西ドイツケルン音楽大学に入学、当地にてリサイタルを催し、紙上にて高く評価される。同大学を最優秀首席の成績で卒業。「若い芽のコンサート」ギュンター・ウィッヒ氏指揮NHK交響楽団と共演、芸大定期新卒業生紹介演奏会にて芸大オーケストラと共演。1994年CD「現代日本のヴァイオリン音楽・抄」(Vn天満敦子)でピアノ共演者として文化庁芸術作品賞を受賞。1995年、国際交流基金より音楽文化使節として天満敦子氏とともにミヤンマーで演奏会を催す。これまでに昭和音楽大学、芸大附属高校非常勤講師を勤め、後進の指導にもあたっている。
山中 直子:ヴァイオリニスト 桐朋学園子供のための音楽教室、東京芸術大学附属音楽高校、同大学を経て、同大学院を修了。第31 回全日本学生音楽コンクール中学生の部、第2位。ヴァイオリンを鈴木共子、田中千香士、矢嶋佳子、堀正文、浦川宜也の各氏に師事。在学中ローザンヌ音楽アカデミー、カールフレッシュアカデミーマスタークラスに参加。1988年、1993年にソロリサイタルを開催。2013年よりウィーンの演奏家と共演を重ね、2019年2月より「山中直子室内楽シリーズ」を開始. 2024年10月「山中直子室内楽シリーズ vol.3」を開催。 室内楽、オーケストラの分野にて活動、地域に根ざした音楽活動および後進の指導にも力を注ぐ。日本弦楽指導者協会会員。