3か月で3回の講義の中で、必ず月に1回、哲学(ソクラテス以前の哲学・ヘレニズム期の哲学・初期キリスト教哲学)、歴史(ヘロドトス、ツキュディデス、クセノフォン)、文学(ホメロスなどの詩・神話・悲劇や喜劇)の各々を扱います。それぞれ、常に新しいテキストを紹介します。今期の隔月テーマは下記のとおりです。 1月 文学 ホメロスにおける英雄たちの「怒り」をあらためて考えます。 2月 歴史 クセノフォン『ギリシャ史』におけるスパルタ王の文脈を読みます。 3月 哲学 ヘレニズム哲学のエピクロスにおける倫理を考えます。 ★2023年4月に開講した講座ですが、講師がこれまでの講義概要を解説しますので、途中からのご参加でもお楽しみいただけます。 <全体の狙い> 本講座は、西洋古典文芸についての教養講座ですが、古典ギリシャ語も幾らか参照することで、翻訳では味わえない深い理解をめざしています。参照する古典ギリシャ語文章については、近代語、とくに英語文法からの類推などの方法を用いて一文一文を丁寧に説明しますので、初級文法を学んでいる必要はありません。また本講座は、西洋古典文芸全般を扱いますが、先ず以て古典ギリシャ語による文芸を優先させます。それは、歴史、哲学、文学(詩や悲劇)の三涼域にわたる内容を各回で回してゆくことで三領域に必ず触れる内容となり、例えばヘロドトスやトゥキュディデス、プラトンやアリストテレス、ホメロスやソフォクレス、といった西洋古典の知恵から多くを学ぶことになります。(講師・記)
樋笠 勝士:ひかさ・かつし 慶応義塾大学言語文化研究所所員 東京大学大学院人文科学研究科博士課程。専門は、西洋哲学・美学芸術学・記号論。現在、慶応大学言語文化研究所兼任所員。新プラトン主義協会元会長・現理事。中世哲学会理事。編著『フィクションの哲学』(月曜社)、共著『光の形而上学』(慶應大学)及び『存在論の再検討』(月曜社)等、訳註書に「シャンポーのギョーム『命題集』」(平凡社)、「バウムガルテン『形而上学』訳註」(成城大学)など。
●資料は、開講日当日の18時以降になります。直前で恐縮ですがマイページよりご確認ください。
Zoomミーティングを使用したオンライン講座です。見逃し配信(2週間限定)はマイページにアップします。各自ご確認ください。お問合せはasaculonline001@asahiculture.comで承ります。