中東地域は、かつてイスラーム帝国によって統一され、セルジューク朝時代(1038-1194)には現在のイラン・トルコ・シリアにまたがる大帝国の下にありました。セルジューク朝の後継国家であるオスマン帝国とペルシア帝国がイスラーム世界を二分する体制は、20世紀まで続きました。第一次世界大戦後、アラブ地域は多数の国家に分割され、それぞれの歴史を歩んでいます。本講座では、中東のいくつかの国を題材に、共通性と多様性を考察します。(講師・記) 【2026年1月】 (1) エジプト (2) シリア (3) イラク 【2026年4月】 (4) イラン (5) トルコ (6) イスラエル/パレスティナ
若林 啓史:(わかばやし ひろふみ)早稲田大学社会科学総合学術院 非常勤講師/京都大学博士 1963年生まれ。1986年東京大学法学部卒業・外務省入省。アラビア語を研修し、イラク、ヨルダン、イラン、シリア、オマーンなどで勤務。2016年より東北大学教授、2019-21年、同大学客員教授。2020年京都大学より博士号授与。2023-25年、早稲田大学地域・地域間研究機構招聘研究員。2023年4月より早稲田大学および亜細亜大学の非常勤講師。著書に、『中東近現代史』(2021年)、『シリアの悲嘆:キリスト教徒虐殺事件・一八六〇年』(2019年)、『聖像画論争とイスラーム』(2003年・第一回パピルス賞)など。
〈参考書〉 講師著『中東近現代史』(知泉書店、2021年) ISBN9784862853400
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