3年間にわたる「ロマネスクの大地」シリーズは48回の講座で完結しました。しかし、まとめの作業がまだ残っています。講座では、ここまで訪れてきたロマネスク世界を大きく四つに区分し、その枠の中にある国や地方のロマネスクの特質を大きく対比することで、各地方のロマネスクの持つ個性をより明確に認識することをめざします。ここまで積み重ねた地方ごとの考察を総括することで、ロマネスクの地平を正確に見極めます。最初は北欧、イングランド、北フランスの大地です。その地の教会を概観しながら北のロマネスクの特質を解き明かします。続いて、フランスの中部と南部の諸地方のロマネスクを対比することで、その大地が育んだロマネスクの特質をより明確にしてゆきます。(講師記) 1.ロマネスクの大地総集編TY 2.ロマネスクの大地総集編UY
池田 健二:美術史家 1953年広島県尾道市生まれ。上智大学文学部史学科卒。同大学大学院博士課程修了。 専攻はフランス中世史、中世美術史。91年より毎年『ロマネスクの旅』を企画し全ヨーロッパのロマネスク教会を詳細に調査する。上智大学や茨城キリスト教大学などで長年にわたり歴史や美術史を講義する。訳書に『ヨーロッパ中世社会史事典』(藤原書店)、共訳書に『中世の身体』『中世とは何か』『ヨーロッパの中世−芸術と社会』(藤原書店)、『ロマネスクの図像学』『ゴシックの図像学』(国書刊行会)、著書に『フランス・ロマネスクへの旅』『イタリア・ロマネスクへの旅』『スペイン・ロマネスクへの旅』(中公新書)。
★教材費はカラーコピー代です。