私たちの身近に暮らす哺乳類たちは、地球の大陸移動や気候変動と密接に関わりながら、長い年月をかけて進化・分布を広げてきました。 本講座では、約2億年前の大陸分裂から現代の五大陸に至る獣類の移動と進化の軌跡を、分かりやすくたどります。 クジラやサル、コアラやイヌなど、さまざまな哺乳類の祖先がどのように大陸を渡り、地理的隔離の中で独自の系統を形成してきたのかを紹介します。 また、野生哺乳類に寄生するウイルスや寄生虫の歴史にも触れ、人と動物の健康を一体で考える「ワンヘルス」の視点から感染症の背景も探ります。 生物学や地学、獣医学に興味のある方はもちろん、動物や地球の歴史に関心のある一般の方も楽しめる内容です。 <各回テーマ> 1)乗船する客船=大陸=概要編 2)客=獣類=プロフィール編 3)旅先で病(風土病・流行病=感染症)になる・させる編
浅川 満彦:あさかわ・みつひこ 1959年 山梨県韮崎市生まれ。 1985年 酪農学園大学大学院獣医学研究科修士課程修了。同年、獣医師国家試験に合格し、北海道大学大学院獣医学研究科進学後、中退。酪農学園大学に助手(寄生虫学)として採用される。 1994年 博士(獣医学)号取得と同時に酪農学園大学の野生動物(医)学担当兼務。 2000年 ロンドン大学王立獣医大学校/ロンドン動物学会共同開講野生動物医学専門職修士課程に入学、翌年、修了。 2004年 文部科学省ハイテクリサーチセンター研究事業の野生動物感染症調査拠点「酪農学園大学野生動物医学センター(WAMC)」施設長兼務。傷病鳥獣の救護や死因解析に携わる。 2007年 教授昇格、獣医寄生虫病学・野生動物学担当。 2009年 日本野生動物医学会認定専門医の資格取得。 現在は酪農学園大学を定年退職(今年3月末、名誉教授)、同大非常勤講師として在籍しつつ、市民団体「野生動物の死と向き合うF・VETSの会」代表も務め、法獣医学の啓発活動で多忙。 著書多数。近著に、『野生動物医学への挑戦―寄生虫・感染症・ワンヘルス』(2021年、東京大学出版会)がある。
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