この100年、九州はさまざまな文学作品の舞台となってきました。作家と九州にはどのようなつながりがあったのか、なぜその作品が生まれたのか…象徴的な作品を取り上げ、土地や人、時代といった背景を踏まえて、講師陣が「九州と文学」を解き明かします。 11月11日 石牟礼道子 その生涯と作品 『苦海浄土』で知られる熊本出身の作家、詩人の石牟礼道子(1927〜2018)。渡辺京二編集『熊本風土記』に『苦海浄土』初稿「海と空のあいだに」を連載した頃に焦点を当て、その後の水俣病闘争、渡辺との文学・思想的共闘を解説する。 講師は、教室にて講義します。
米本 浩二:徳島県生まれ。毎日新聞記者をへて著述業。著書に『評伝石牟礼道子 渚に立つひと』(読売文学賞評論・伝記賞)、『水俣病闘争史』、『実録・苦海浄土』など。『熊本風土記』復刻版(2025年)の解説を担当。福岡市在住。
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