2025年、今年は民俗学の祖柳田國男翁の生誕150年に当たる年です。そこで柳田國男翁に着目し、日本昔話について考えてみたいと思います。 柳田國男翁は、彼独自の考えで昔話をとらえて分類もしており、『桃太郎の誕生』という著もあります。「昔話」と聞いて、皆さんは何を思い浮かべられるでしょうか?室町時代後期から江戸時代にかけて成立した五大昔話とされた昔話は、「桃太郎」「かちかち山」「猿蟹合戦」「舌きりすずめ」「花咲爺」です。よくご存じのお話ばかりではないでしょうか? これらの昔話を取り上げながら、昔話とは何か、その裏に何が見えるのか、何を表現しようとしたのか、柳田國男翁の目を通して考えてみましょう。 ※当日入金は、受講料に550円加算されます。
吉田 扶希子:西南学院大学講師 福岡市出身。民俗学専攻。 西南学院大学大学院博士後期課程国際文化研究科修了。博士号(国際文化)取得。 脊振山の信仰を研究対象としており、その関連で各地で調査を行う。 単著『脊振山信仰の源流―西日本地域を中心として』(中国書店、2014) 編著『霧島神宮誌』(霧島神宮、2019) その他
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