憲法を学ぶ醍醐味は、「法」という視点から社会を深く理解できることです。「教養としての憲法入門」では、日本の最高裁判所の判決を使って、憲法への入門を通じて日本社会を考えてみたいと思います。 今回は、自衛官であった配偶者が護国神社に合祀されてしまった事件を題材に、日本国憲法を通じて個人・社会・国家の関係を眺めてみます。みなさんと一緒に、実際の事件の事案や判決文を見て、双方向で対話をしながら、政教分離の基本的な知識・問題を学びつつ、日本社会を生きていくうえでの「教養(Bildung)」を得ていただければと思っています。憲法の前提知識は必要ありません。想像力と楽しむ気持ちを持ちながら是非参加して下さい。(講師・記)
山本 侑:やまもと・ゆう 東京都立大学法学部准教授。1995年生まれ。中央大学法学部法律学科卒業、東京大学法学政治学研究科総合法政専攻修士課程修了。専攻は、憲法学。
※講座日の2〜3日前に、参考資料をマイページにアップロード予定です。可能であれば、事前に目を通しておいて下さい。教室受講の方には、当日配布いたします。
Zoomウェビナーを使用した、教室でもオンラインでも受講できる自由選択講座です(講師は教室)。見逃し配信(2週間限定)はマイページにアップします。各自ご確認ください。お問い合わせは、yk9yokohama@asahiculture.comで承ります。