スペインのカタルーニャでは、2010年以降急速に独立支持が高まりました。50％近くの人が独立を望み、現在でも高い水準で支持されています。その要因は、多数派のカスティーリャと同一視されたスペイン・ネイション（国民）しか認めないスペイン・ナショナリズム右派にあると思われます。カタルーニャの歴史を通して解説します。 講座時間が変更になりました。 13:00〜14:30⇒10:30〜12:00
奥野 良知：愛知県立大学教授 早稲田大学大学院商学研究科博士後期課程単位取得退学。法政大学非常勤講師、愛知県立大学外国語学部スペイン学科専任講師・助教授、バルセローナ大学およびプンペウ・ファブラ大学の客員研究員として長期学外研究を経て、現在、愛知県立大学外国語学部ヨーロッパ学科スペイン語・ポルトガル語圏専攻教授。共編著・編著に『カタルーニャを知るための50章』（共編著、明石書店）、『地域から国民国家を問い直す :スコットランド、カタルーニャ、ウイグル、琉球・沖縄などを事例として』（編著、明石書店）。
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