――仏教美術は難しい?日本美術は中国、さらには韓国とも関係がある?―― この講座では、日本に伝来した、中国や韓国の仏画の名品たちを解説します。 “描かれた仏“たちが呈する静謐な美しさは、現代に生きる私たちの心にも沁みいる気高さがあります。その美しさを皆さんと堪能しながら、制作者の意図や、当時の鑑賞者の気持ち、どんな時代がこの作品を生み出したのか、みなさんが等身大に理解できるよう解説していきたいと思います。 今年の秋は、仏教美術が鑑賞できる素晴らしい展覧会が目白押し。その前知識として、本講義が皆さんにとって美麗なる仏画の世界への入り口となればと思います。 <各回のテーマ> 第1回 中国の仏画入門 第2回 韓国・日本の仏画入門 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
前田 佳那:(まえだ・かな)多摩美術大学専任講師 沖縄県生まれ。九州大学大学院博士後期課程修了。2020年より国立台湾大学芸術史研究所訪問研究員(〜22年)、学術振興会特別研究員DC1(〜23年)。専門は中国絵画史。現在、多摩美術大学でアジア美術史を担当。
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