香木は中国大陸を経て日本に伝わり、中世文化を開化させる大きな役割を演じました。伝統的な組香を季節に合わせ、香の作法と香点前を習います。
蜂谷 宗玄:志野流松隠軒二十世家元 昭和14年、愛知県生まれ。志野二十世家元。斎号 幽光斎。志野流十九世家元 蜂谷宗由の長男として生を受ける。戦後の厳しい環境下において研鑽を積み大学卒業後は歴代家元の倣い臨済宗、岐阜県の正眼僧堂にて修行。妙心寺派管長梶浦逸外老師より斎号「幽光斎」宗名「宗玄」を拝受。昭和62年家元を継承。父とともに献香式を各地で復活させ、現在までその道統を継承しつつ日本の香文化をもとに世界平和を提唱。インドの仏跡巡礼、中国各寺院での供香、フランス革命200年祭での献香を行った。国内においては、上賀茂神社、春日大社、薬師寺、笠間稲荷神社などで神仏にお香を献ずる儀式を取り行っている。また東京、京都をはじめ、全国多くの教場にて指導にあたり、香道の普及、発展につとめている。海外においては、フランス、アメリカ、中国などで教場を開設している。平成17年には文化庁長官表彰受賞。
窓口でお手続きされる方は、ちらしをご確認ください。