一昨年から今年にかけて全30回にわたり、『源氏物語』について様々な視点から考察する講座を開催いたしました。 今回はその続編として、『源氏物語』がどのような作品を継承して創造されたのかという問いに迫ります。 前回に引き続き福岡教室の講師陣が、平安時代の先行作品を取り上げて解説します。 ご参加をお待ちしております。 10月28日 『竹取物語』 の魅力・再発見 福岡大学准教授 須藤 圭 『竹取物語』は、月からやって来たかぐや姫が、地球で成長し、多くの男たちに求婚されながらも、やがて、月に帰っていく、という非常によく知られた物語です。しかし、この物語には、まだ知られていない魅力がたくさん存在します。あらためて、この物語を読みながら、その魅力をさぐります。
須藤圭:福岡大学人文学部准教授 1984年生まれ。専門は日本古典文学・地域文化学。立命館大学助教、筑紫女学園大学准教授を経て、現職。主な著書に『狭衣物語受容の研究』(新典社)、『ひらかれる源氏物語』(共著、勉誠出版)、『ものがたりたちの京都 京都文学入門』(共著、武蔵野書院)がある。
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