首相として日本国憲法制定に関わり、平和国家の礎を築いた幣原喜重郎。その流れを受け継いで、サンフランシスコ平和条約で日本の主権を回復させ、日米安保体制のもとで経済復興を最優先した吉田茂。そして、日米安全保障条約の改定を実現し、国際社会における日本の地位を固めた岸信介。現代日本の骨格を形作りあげたこの3人について、戦後80年の今、あらためて考えてみましょう。 第1回(10/12)幣原喜重郎―国際協調と憲法 第2回(10/26)吉田茂―回想十年 第3回(11/9) 岸信介―経済と安全保障
下平 拓哉:しもだいら・たくや 社会構想大学院大学教授 防衛大学校卒業、アメリカ国防総省アジア太平洋安全保障研究センター・エグゼクティブコース修了、政治学博士、元海将補 専門は、戦略、危機管理、リーダーシップ。防衛の「現場」と安全保障の「学術」の融合を信念に、30年以上に亘る防衛の最前線における勤務 日本人初のアメリカ海軍大学(大学院相当)客員教授として教鞭を執ったとともに、防衛省防衛研究所主任研究官として政策シミュレーションに関与した経験を有する。 日本危機管理学会常任理事、東海大学平和戦略国際研究所客員教授、国士舘大学政治研究所特別研究員、日本戦略研究フォーラム上席研究員
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