人は生まれては必ず死を迎えます。生まれては死ぬ、この繰り返しが人間の営みとも言えます。それだけに生とは何か、死とは何かは永遠の課題でもあります。死を問いとして、それに答えるに足る生き方を教えてくれるのが仏教の智慧です。生と死の問題に真っ向から取り組むのが禅の修行です。古今の禅僧の生と死についての考えやその実際を参考にしながら学んで参ります。(講師・記)
横田 南嶺:臨済宗円覚寺派管長・円覚寺専門道場師家・花園大学総長・禅文化研究所所長 1964年和歌山県新宮市生まれ。1987年筑波大学卒業。 在学中に出家得度し、卒業と同時に京都建仁寺僧堂で修行。1991年から鎌倉円覚寺僧堂で修行、足立大進前管長に師事。1999年円覚寺僧堂師家に就任。2010年臨済宗円覚寺派管長に就任。2017年花園大学総長に就任。2023年禅文化研究所所長に就任。NHKラジオや講演会など出演多数。現在はYouTubeなどにて仏教、禅についての一口法話や日々の管長日記について配信中。著書に『心とからだを調える イス坐禅』(インターブックス)、『はじめての人におくる般若心経』(春秋社)、『パンダはどこにいる?』(青幻舎)、『十牛図に学ぶ - 真の自己を尋ねて』(致知出版社)他多数。
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