同居する母親が2015年にアルツハイマー型認知症と診断されました。それ以来娘として認知症を持つ母に向き合ってきました。一方で、生活の中で現れる認知症の症状を脳科学者として分析してきました。認知症になるとどうなるのか? 自分の身近な人や、自分自身が認知症になった時、どうしたら「受け入れられる」のか? 認知症の予防・治療だけでなく「受け入れる」方法について、脳科学からわかったことをお話します。(講師記)
恩蔵 絢子: 脳科学者。2007年、東京工業大学大学院後期博士課程修了(学術博士)。 現在、東京大学大学院特任研究員。金城学院大学、早稲田大学、日本女子大学非常勤講師。 2023年1月母親との家での時間に密着したドキュメンタリー、NHKスペシャル『認知症の母と脳科学者の私』が放映された。著書に『脳科学者の母が、認知症になる』(河出書房新社)、共著に『なぜ、認知症の人は家に帰りたがるのか』(永島徹氏との共著、中央法規出版)、『認知症介護のリアル』(信友直子氏との共著、ビジネス社)などがある。
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