継体大王の死後、ヤマト政権は本格的な統一政権としてその姿を現します。蘇我氏が王権に影響力を持つようになり、政治はその動向に大きく左右されるようになりました。なかでも後世までもっとも大きな影響を与えたものが、仏教の受容です。それはどのような政治、社会的背景のもとに実現したのでしょうか。継体大王以後、推古大王の飛鳥時代に至る移行過程としての六世紀を見渡します。(講師記) 2025年4月開講 【各回予定】 10/28蘇我氏の登場 11/25仏教伝来 12/23丁未の役
河内 春人:こうち・はるひと 1970年東京都生まれ。明治大学文学部史学地理学科卒業。同大学院博士後期課程退学。現在、関東学院大学教授、立教大学兼任講師。日本古代史専攻。主著『倭の五王』(中公新書)、『日本古代君主号の研究―倭国王・天子・天皇』(八木書店)、『東アジア交流史のなかの遣唐使』(汲古書院)、訳書『モノが語る日本対外交易史 七―一六世紀』(シャルロッテ・フォン・ヴェアシュア著・藤原書店)など。
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