「建築の見方がよくわからない」「どこが凄いのかわからない」という皆さんに向けて、建築のプロがわかりやすくその魅力を解説します。講師は「[東京建築アクセスポイント](https://accesspoint.jp/)」のメンバーで、毎月交代で登場します。昭和の巨匠たちの名建築を取り上げる講座です。(和田講師:記) 11月20日 谷口吉郎 担当:和田菜穂子(建築史家・博士(学術)/東京家政大学家政学部造形表現学科准教授) 谷口吉郎は、石川県金沢の九谷焼窯元の家に生まれ、日本の伝統美と近代的なデザインを調和させた「清らかな意匠」を生涯のテーマとしています。代表作には「東京国立近代美術館」、「東京国立博物館東洋館」、迎賓館赤坂離宮・和風別館「游心亭」などがあり、どれも品格がありながら温かみを感じさせます。 また、失われゆく明治建築の保存に尽力し、愛知県犬山市に開村した「博物館明治村」の初代館長を務めたことでも知られています。建物を「つくる」だけでなく文化を「まもる」ことにも力を注ぎました。その志は同じく建築家である息子の吉生さんにも受け継がれ、例えばホテルオークラのロビー空間はオリジナルの意匠を残しながら、リニューアルされました。金沢の実家の跡地には「谷口吉郎・吉生記念金沢建築館」が設立され、資料のアーカイブも行っています。(講師:記) ・こちらは「11月 谷口吉郎」のみのお申込みページです。 ・10月〜12月(3回分)セットでのお申込みは[こちら](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=8387686&p=4d1031a7dd625ece228799fb470f9c9e854f88b4bbe5a25f488cb42f0ec4e21b)
和田 菜穂子:建築史家・博士(学術)/東京家政大学家政学部造形表現学科准教授 新潟生まれ。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修了。神奈川県立近代美術館、コペンハーゲン大学、東北芸術工科大学、東京藝術大学等で勤務。大学教育と並行して、建築やアートに関する国際展や国際プロジェクトのコーディネート、プロデュース業に従事。近代建築史の研究者としては日本および北欧の近代住宅史、建築ミュゼオロジーの研究を進める。また美術館や企業と連携した親子向けワークショップなどを企画。主な著書に『近代ニッポンの水まわり』『北欧モダンハウス』(以上、学芸出版社)、『山手線の名建築さんぽ』(エクスナレッジ)など。
・筆記用具 ・資料は講座終了後にマイページにアップします
・都合により、講師はオンラインでの講義に変更になりました(11/19記)。 ・Zoomウェビナーを使用した、教室でもオンラインでも受講できる自由選択講座です(講師はオンライン)。見逃し配信(2週間限定)はマイページにアップします。各自ご確認ください。お問合せはasaculonline001@asahiculture.comで承ります。