「千年の都」といわれる平安京の平安時代を、平安京住民の存在形態や意識構造に焦点をあてて講義する。 1回目では、平安京に住民が集住し「町」が形成されてくる様相を、2回目では平安京に住む人々の職業と身分について、3回目では平安京住民が恐れた「穢れと祟り」の実相について、それぞれ最近の研究を紹介しながら具体的に講義したいと考える。(講師記) 【スケジュール】 1, 都市平安京の成立 2,平安京住民の様相 3,触穢と怨霊
木村 茂光:きむら・しげみつ 東京学芸大学名誉教授 大阪市立大学文学研究科博士課程修了。博士(文学)。専門は日本中世史、前近代農業史。主な著書・編著『ハタケと日本人』(中公新書)、『「国風文化」の時代』(青木書店)、『中世社会の成り立ち』(吉川弘文館)、『歴史から読む『土佐日記』』(東京堂出版)、『頼朝と街道』(吉川弘文館)、『平将門の乱を読み解く』(吉川弘文館)など多数。
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