身近で愛らしい鳥獣や、畏怖を抱かせる空想上の生き物など、美術作品には沢山の動物が溢れています。文化の深淵に息づくそれらの生命は、作品を豊麗に飾る造形であり、平和や富貴、権威、魔除けなど、人々の想いを具象化させた象徴としても描かれました。中国文化を淵源とし、日本で育まれた動物たちに注目し、その造形や真意について、出光コレクションの名品で迫ります。 本講座では、伊藤若冲筆「鳥獣花木図屏風」に描かれた鳳凰や白象、さらには代表的な怪獣・龍などをとりあげ、その意味や特徴などを探ってみたいと思います。(講師・記) ☆6月7日から開催される出光美術館・門司開館25年記念企画展鑑賞講座です。 〔申込みについて〕 ※受講手続きは事前にお済ませ下さい。【教室受講】の当日入金は、受講料に550円(税込)を加えた金額で承ります。 【出光美術館・門司のホームページ】 [こちら](http://s-idemitsu-mm.or.jp/) 企画展のご紹介 「開館25周年記念 珍獣、瑞獣、怪獣!−シンボルの造形美」 会期:2025年6月7日(土)〜7月21日(月・祝)
八波 浩一:出光美術館(門司) 学芸室長 1962年、福岡県生まれ。国際基督教大学、同大学院修士課程修了(美術・考古学専攻)。成城大学大学院博士課程修了(古代日本・中国美術史専攻)。1992年、出光美術館に入り、現在、出光美術館(門司) 館長補佐・学芸室長。主に、中国・日本の古代美術、および仙高フ禅画および仏教美術、ルオーを担当し、これまで東京の出光美術館恒例の「仙酷W」をはじめ、「描かれた極楽と地獄展」「アジア美術名品展」「パリ・ギメ美術館展」などを企画、担当した
持参品:筆記用具 ※設備費は、教室維持費です。
Zoomウェビナーを使用した、教室でもオンラインでも受講できる自由選択講座です(講師は教室)。見逃し配信(2週間限定)はマイページにアップします。各自ご確認ください。お問合せはkk9mo@asahiculture.comで承ります。