「フランクリン・D・ルーズベルト以来最も重要な意味を持つ」(英エコノミスト誌)とまで形容された2期目トランプ大統領。関税政策に典型的に見られたように、第2次世界大戦後に形成された国際秩序のルールを次々とひっくり返し、世界をつくり変えてしまいそうな気配です。なぜそのような大統領が登場したのか。アメリカ国民の多くがそうした大統領を支持し続ける背景は何なのか。激しく変貌しているアメリカ政治・社会の奥底で起きているアメリカ人の世界観や社会観の変化について、戦後思想史という大きな枠組みの中において、受講者のみなさんと一緒に考えて行く講座です。(各回ごとのテーマは設定せず、時々のアメリカの動きに即して講義を進めます・講師・記)
会田 弘継:あいだ・ひろつぐ ジャーナリスト・思想史家 1951年生まれ。東京外語大英米科卒。共同通信ジュネーブ支局長、ワシントン支局長、論説委員長などを務め、青山学院大学教授、関西大学客員教授を務める。共同通信客員論説委員、同志社大学一神教学際センター・リサーチフェロー、米オンライン論壇誌アメリカン・パーパス編集委員なども務める。近著に『破綻するアメリカ』(岩波現代全書)、『トランプ現象とアメリカ保守思想』(左右社)、そのほか『増補改訂版 追跡・アメリカの思想家たち』(中公文庫)など。訳書にフランシス・フクヤマ著『政治の起源』(講談社)、『リベラリズムへの不満』(新潮社)などがある。
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