歌手として初めてノーベル文学賞を受賞したボブ・ディラン。 その影響力は音楽界にとどまらず、公民権運動が高まりを見せていた1960年代のアメリカにおいては、時代の代弁者と指示されました。 フォークシンガー、俳優、詩人と多彩な顔を持ち、幅広く活躍した唯一無二のアーティストを、複数の映画を通して多面的に掘り下げます。 今年封切りされ話題となった、彼の青年期を描いた「名もなき者」や、自身で監督を務め、難解すぎると酷評された「レナルド&クララ」など、音楽ファンのみならず、映画愛好者にもお楽しみいただける内容でお届けします。 ぜひご参加ください!
能地 祐子:のうじ・ゆうこ 音楽評論家。1964年、東京生まれ。洋楽からJ-POP、歌謡曲・アイドルポップスまで多岐にわたるジャンルの評論、紹介記事を『ミュージック・マガジン』等の音楽専門誌や、朝日新聞等で執筆。旧譜再発企画・解説なども数多く手がける。米国音楽を中心とした音楽鑑賞愛好家コミュニティ“Country-Rockin' Trust”を主宰、定期的にトーク・ライヴを開催中。専門は主にポップ/ロック系だが、21世紀のボーダーレスな音楽シーンにおけるクラシック音楽のリサーチがライフワーク。2017年には米国の最新クラシック事情をまとめた著書『アメクラ!アメリカン・クラシックのススメ』(DU BOOKS)を上梓した。
萩原 健太:はぎわら・けんた 1956年生まれ。音楽評論家、ラジオDJ。早稲田大学法学部卒業後、早川書房編集部勤務を経てフリーに。TBS系『三宅裕司のいかすバンド天国』(89〜90年)やテレビ朝日系『タモリ倶楽部』内「空耳アワード」(93年〜)の審査員なども担当。音楽評論の傍ら、音楽プロデュース、コンサート演出、作曲・編曲等も手がける。主なプロデュース作品は米米CLUB『Go Funk』、山崎まさよし『HOME』、憂歌団『知ってるかい!?』、鈴木雅之『Funky Flag』など。主な著書に『グレイト・ソングライター・ファイル〜職業作曲家の黄金時代』(リットー・ミュージック)、『70年代 シティ・ポップ・クロニクル』(エレキングブックス)、『ボブ・ディランは何を歌ってきたのか』(エレキングブックス)、『ザ・ビーチ・ボーイズ・ディスク・ガイド』(ミュージック・マガジン)、『ポップス・イン・ジャパン』(新潮文庫)、『はっぴいえんど伝説』文庫版(シンコー・ミュージック)などがある。
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