中国史では 西安(長安)・洛陽・北京・南京を「四大古都」と言い習わしてきました。20世前半、北宋(960年 - 1127年)の首都であった開封が、南宋(1127年 - 1279年)の首都であった杭州(臨安)が加わり「六大古都」となりました(21世紀の今は。本講座では、大運河の水運で宋代に最盛期を迎えた開封と杭州、そして同じく宋代にシルクロードのオアシス国家として栄えた敦煌という3つの都市を取り上げ、この三つの古都の歴史と魅力を、豊富な図版を使い、予備知識のないかたにもわかりやすく解説します。(講師・記) 【スケジュール】 第1回 開封 第2回 敦煌 第3回 杭州
加藤 徹:かとう・とおる 明治大学教授 1963年生まれ。東京大学文学部、同大学大学院で中国文学を専攻。広島大学総合科学部助教授を経て、現在、明治大学法学部教授。著書:『京劇』(中公叢書・サントリー学芸賞)、『漢文力』(中公文庫)、『西太后』(中公新書)、『漢文の素養』(光文社新書)、『貝と羊の中国人』(新潮新書)、『怪力乱神』(中央公論新社)、『梅蘭芳 世界を虜にした男』(ビジネス社)、『中国人の腹のうち』(廣済堂出版)、『東洋脳×西洋脳』(共著・中央公論新社)などがある。
・千葉教室の営業終了に伴い、本講座の資料のお取り置きは、9月30日(火)18:00迄となりますので、予めご了承ください。
※Zoomウェビナーを使用した、教室でもオンラインでも受講できる自由選択講座です(講師は教室)。見逃し配信(2週間限定)はマイページにアップします。各自ご確認ください。お問合せはcb9info@asahiculture.comで承ります。