江戸時代、浮世絵の誕生から終焉まで、その歴史の概要を3回の講座でお話します。浮世絵に初めて触れる方にも、浮世絵ブームの今、あらためてその歴史を振り返りたい方にもおすすめです。講座はスライドを使い、各時代の名品を鑑賞しながら進めます。(講師・記) 写真 喜多川歌麿《難波屋おきた》大判錦絵 寛政5年(1793)頃 メトロポリタン美術館蔵 葛飾北斎《冨嶽三十六景 凱風快晴》大判錦絵 天保2-4年(1833-35)頃 メトロポリタン美術館蔵
田辺 昌子:たなべ・まさこ 東京都生まれ。学習院大学人文科学研究科博士前期課程修了。永青文庫学芸員を経て千葉市美術館の開設に準備室段階から関わり、2024年3月まで千葉市美術館副館長を務めた。専門は浮世絵史。現在はフリーランス。国際浮世絵学会常任理事。2008年「鳥居清長」展図録で第20回國華賞展覧会図録賞(共同受賞)、2018年第34回國華賞、2024年「鳥文斎栄之」展図録で第36回國華賞図録賞(共同受賞)。主な著書に『浮世絵のことば案内』(小学館 2005年)、『鈴木春信 江戸の面影を愛おしむ』(東京美術 2017年)、『もっと知りたい 浮世絵』(東京美術 2019年) 、『もっと知りたい 喜多川歌麿』(東京美術 2024年) 、『浮世絵バイリンガルガイド』(小学館 2024年)、『もっと知りたい 蔦屋重三郎』(東京美術 2024年)など。日本伝統文化検定の「伝検公式テキスト」(2024年)浮世絵部分の著者。
・千葉教室の営業終了に伴い、本講座の資料のお取り置きは、9月30日(火)18:00迄となりますので、予めご了承ください。
※Vimeoを使用した、教室でもオンラインでも受講できる自由選択講座です(講師は教室)。見逃し配信(2週間限定)はマイページにアップします。各自ご確認ください。お問合せはcb9info@asahiculture.comで承ります。 ※オンライン配信の際は、スライドを見えやすくするため、講師カメラをオフに設定しております。