ルーマニア・トランシルヴァニア地方の村々では、古くから手仕事の文化が生活に根ざしてきました。冬の農閑期がくると、女性たちは集まって糸を紡ぎ、刺繍をして長い夜をすごしました。カロタセグの村で作られ、19世紀末にはヨーロッパ中を風靡した、ドロンワーク、イーラーショシュのベッドカバーに枕カバー。鮮やかな色と柄が織り成す民俗衣装。現代では「清潔の部屋」と呼ばれる一室に大切に保管されています。 トランシルヴァニア各地の伝統的な手仕事の今をお話しながら、イーラーショシュの2つのバッグの中からお選びいただき、体験していただきます。 ◇キットはいずれもバッグとなります。 @蹄鉄のショルダーバッグ:完成サイズ 縦32cm、横33cm、マチ5cm 持ち手はリボンと布製コード 材料費4,400円 A花束のポシェット:完成サイズ 縦19cm、横19cm 持ち手は布製(アルコールランプの芯) 材料費2,500円 ・すべて現地直の材料を使用。@Aそれぞれ、色は赤、黒のどちらかをお選びください。 ・お申し込み後に、希望のキットと色をメール、もしくはお電話でご連絡ください。 ・2つ以上の購入も可能です。 メール:kouzainfo8@asahiculture.com 電話:03-3344-1946
谷崎 聖子:(たにざき・せいこ)伝統手芸研究家。ハンガリー文化コーディネーター。大阪外語大学ハンガリー語学科卒業後、ハンガリー政府奨学生としてブタペスト大学フォークロア学科に留学。ルーマニア・トランシルヴァニア地方で結婚、出産。夫とともにトランシルヴァニア各地を巡り、各地の伝統的な手仕事の今を取材、雑誌などで紹介し、日本でトランシルヴァニアの手仕事、農村の文化などを紹介する展示やワークショップも行っている。また自身も伝統刺繍を学び、製作している。2013年6月「イーラーショシュ トランシルヴァニアの伝統刺繍」(文化出版局)9月「カロタセグのきらめく伝統刺繍: 受け継がれる、ハンガリー民族のきらびやかな手仕事」(誠文堂新光社 ) 2021年から「トランシルヴァニアから伝統刺繍を広めたい!」オンラインワークショップを定期的に開催中。トランシルヴァニア各地の村から、現地の刺繍職人たちとともに中継で刺繍の講習会を開いている。
筆記用具、希望するキットの教材費(教室にてお支払ください。現金払いのみ。できるだけお釣りのないようにご用意ください。)
お申し込み後に、希望のキットと色をメール、もしくはお電話でご連絡ください。 メール:kouzainfo8@asahiculture.com 電話:03-3344-1946(月〜土曜 9:30〜20:00)