1949年創刊の週刊の書評紙「図書新聞」の編集長が、約600年前のグーテンベルクによる「印刷術」の発明以前から、近代を経由し現在にいたるまでの「出版5000年の歴史」を、駆け足にはなりますが振り返ります。「もうすぐ絶滅するという紙の書物について」(U・エーコ他)というタイトルの本もありますが、現在、新聞や雑誌も含めた出版文化は「オールドメディア」とも呼ばれ、風前の灯火です。これは必然的な時代の転換でしょうか? そうしたことも含めて、出版の歴史を見つつ考えていきたいと思います。(講師・記) ■図書新聞 日本では数少ない、本の批評専門紙。1949年創刊。辛口の本格書評がたっぷりの〈硬派書評紙〉として刊行をつづけている。▷▷詳しくは[こちら](https://toshoshimbun.com/)へ ・・・・・・・・・・・・・・・
須藤 巧:(すどう・たくみ)1983年埼玉県生まれ。2007年、早稲田大学第一文学部社会学専修卒業。同年、図書新聞入社。2008年より図書新聞編集長を務める。2018年より和光大学表現学部総合文化学科非常勤講師。
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