ヨーロッパ音楽の源流といわれる中世のグレゴリオ聖歌は、今なお修道院などの典礼で歌われている生きた宗教音楽です。本講座では、イースターやクリスマスなどのキリスト教の年間行事の聖歌をご一緒にネウマ譜で歌いながら、巡礼者のようにその心(聖歌の内容)を尋ねて一年を過ごしてまいりましょう。 ※この講座は座学です。講座途中や終盤に先生の説明のもとネウマ譜を見ながら少し歌います。 【各回カリキュラム】 4/20 いのちを味わう:復活祭のグレゴリオ聖歌 5/18 ともに生きる:聖霊降臨祭のグレゴリオ聖歌 6/15 愛の満ちるところ:三位一体祭のグレゴリオ聖歌 7/27 豊かさについて:年間第18主日(C年)のグレゴリオ聖歌 8/24 聖母マリアとともに:聖母被昇天祭(8月15日)のグレゴリオ聖歌 9/21 私の道:年間第25主日(C年)のグレゴリオ聖歌 10/05 芸術の秋に:「ことばの芸術」としてのグレゴリオ聖歌 11/16 死者を記念する:グレゴリオ聖歌のレクイエム 11/30 終活とグレゴリオ聖歌:アドヴェントを迎えて 2026 1/18 癒すことば:年間第2主日(A年)のグレゴリオ聖歌 2/15 「あなたは塵であり塵に戻る」:灰の水曜日のグレゴリオ聖歌 3/15 いのちを見つめて:四旬節のグレゴリオ聖歌
西脇 純:西南学院大学教授 西南学院大学国際文化学部教授。1963年,三重県桑名市生まれ。南山大学文学部神学科,同大学院文学研究科神学専攻博士前期課程修了,同博士後期課程単位取得満期退学。ドイツ・在トリーア教皇庁認可神学部博士課程修了(神学博士)。2000年,南山大学総合政策学部講師,2004年,同人文学部キリスト教学科助教授,2012年,同教授。聖グレゴリオの家宗教音楽研究所勤務(2018年〜2020年)を経て,2021年より現職。専門は,グレゴリオ聖歌の霊性,典礼神学,西方典礼史。日本グレゴリオ聖歌学会会長,国際グレゴリオ聖歌学会ドイツ語圏支部会会員西南学院大学教授 西南学院大学国際文化学部教授。2024年6月より宗教法人聖グレゴリオの家理事長。
持参品:筆記用具
※この講座の受講料には音楽使用料が含まれています。 Zoomウェビナーを使用した、教室でもオンラインでも受講できる自由選択講座です(講師は教室)。見逃し配信(2週間限定)はマイページにアップします。お問合せはkk9mo@asahiculture.com@asahiculture.comで承ります。