昨年十月に一度、「異世界の住人たち」と題してお話させていただきました。そのときは概要と幽霊の話で、具体的なお話はできませんでした。そこで今回は妖怪をテーマに、具体的な事例を見ていきたいと思います。妖怪と恐れられる彼らも、その姿になった過去があり、なかには悲しい話もあります。そんな彼らの背景に一歩踏み込んで、妖怪を探ってみましょう。妖怪も多種多様ですが、肉体的特徴で分類し、ひとつずつみていきます。 妖怪の目 顔がない「のっぺらぼう」もいますが、目に特徴がある妖怪は意外と多いものです。目が一つしかないいわゆる「一つ目小僧」、それから目が三つのもの、体中に目がついているものと様々です。それぞれの物語をみていきましょう。目は何を表しているのでしょうか? ※当日入金は、受講料に550円加算されます。
吉田 扶希子:西南学院大学講師 福岡市出身。民俗学専攻。 西南学院大学大学院博士後期課程国際文化研究科修了。博士号(国際文化)取得。 脊振山の信仰を研究対象としており、その関連で各地で調査を行う。 単著『脊振山信仰の源流―西日本地域を中心として』(中国書店、2014) 編著『霧島神宮誌』(霧島神宮、2019) その他
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