異常気象の解説者としてテレビでお馴染みの立花義裕が、むずかしいことをやさしく、ふかく、おもしろく、まじめに、ゆかいに解説します。テレビでは話せないことも語りつつ、気象・気候学の最先端のオモシロさへ誘います。 気候が暴れ、猛暑や豪雨が毎年繰り返されています。地球温暖化で日本は世界でも有数の気温上昇エリアです。逆に冬は寒波と豪雪・ドカ雪が頻発しています。世界中で日本が一番異常と言っていいほどです。異常気象が日本を狙い撃ちしているのです。どうして日本が狙われるのでしょう。このまま二酸化炭素(CO2)を排出し続けて温暖化が進めば、日本の四季は長い夏と冬の「二季」となる可能性さえあるのです。2回に分けて解説します。(講師・記) @5月16日 猛暑・豪雨・豪雪が普通の時代、「四季から二季へ」〜異常気象がニューノーマルとなり、日本が二季になる理由を解説 A5月23日 異常の主因:偏西風と黒潮の激しい蛇行〜異常気象の主因である偏西風の激しい蛇行と、それを誘発する北極の海氷の激減、そして日本周辺の海の異変の原因を紐解きます
立花 義裕:たちばな・よしひろ 三重大学大学院生物資源学研究科教授。北海道大学理学部地球物理学科卒業。博士(理学)。ワシントン大学、海洋研究開発機構等を経て、2008年より現職。専門は気象学、気候力学。わかりやすい解説には定評があり、「羽鳥モーニングショー」を始め、ニュース番組にも多数出演し、異常気象の解説や気候危機をマスメディアで精力的に発信。
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