### 雛の節供の草餅に因んで 春分が過ぎて、清明の候。 菜の花の仲間の野草たちの十字の花がそこここに咲く季節、野草料理を始めるのにもってこいの仲春です。 野草の摘み方、扱い方のお約束を、実際の草を見ながら、確かめましょう。 自生する草は、都会でも里山でも、どこでも、自然の、野生の息吹がたっぷりですから、ほんのちょっと普段の料理に添えるだけで、十分な滋養と元気をくれます。 実習は、ヨモギを使ったフィナンシェ団子づくリ。 アーモンドにアレルギーがある方は事前にお知らせください。 天気が良ければ、公園での観察をいたします。 五節供の一つ、上巳の節供についても学びます。(講師・記)
石田 紀佳:植物文化研究家。フリーランスキュレーター、植物文化研究。東京藝術大学卒業。展覧会企画、執筆、手仕事の材料となる植物の育成を通して、美術手工芸品を紹介している。東京の自宅と神奈川県の山里とを往復し、半自給自足の暮らしをしながら、「自然と人と技術=魔法」について実践考察中。 2005年より七十二候の言葉をのせた「草暦」を企画制作。また、「新しい自分になるマーマー★スクール」にて講師を務め、自然と手仕事の豊かさを暮らしに取り入れることを目的としたワークショップ形式の「魔女入門講座」は、実生活に役立つ発見に充ちていると好評を博した。植栽企画に、かぐれ表参道店「街野原」、世田谷ものづくり学校「巡る庭」など。著書に『藍から青へ 自然の産物と手工芸』(建築資料研究社)、『草木と手仕事』(薫風堂)、『魔女入門 暮らしを楽しくする七十二候の手仕事』(すばる舎)がある。
筆記用具、エプロン(粉が飛ぶことがありますので、汚れたくない方はお持ちください)。当日教室で材料費1,000円をお支払いください。(現金払いのみ。)天候が良ければ、新宿中央公園で野草の観察を行います。歩きやすい服装でお越しください。持ち物の追加がある場合はメールでお知らせします。メールアドレスのご登録をお願いいたします。
※アーモンドにアレルギーがある方は事前にお知らせください。 (TEL:03-3344-1946 メール:kouzainfo8@asahiculture.com)