■[お知らせ] 本講座は、2025年4月期より、遠藤珠紀先⽣(東京⼤学史料編纂所准教授)にご出講いただきます。 ――――――――――――――― 『明月記』は歌人として著名な藤原定家(1162〜1241)が、平安から鎌倉へ時代が激動するなかで六十年余りにわたって書き続けた日記です。定家は優れた古典学者でもあり、なにより朝廷や院に出仕する官僚でもありました。そのため日記には当時の政治や文化に関わるさまざまな記事が見え、折々の感情も生々しく記しています。本講座では『明月記』全体の概要を示した後、年代順に興味深い記事を抜粋して読み進め、定家の生涯をたどります。 ※2023年10月開講・途中受講も歓迎です <各回のテーマ> □1 晩年の藤原定家が見た公家社会 □2 「百人一首」編纂のころ □3 定家の病と死去 ・・・・・・・・・・・・・・・
遠藤 珠紀:(えんどう たまき)東京大学史料編纂所准教授。1977年、愛知県生まれ。東京大学文学部卒業、同大学院人文社会系研究科博士課程退学。博士(文学)。専攻は中世朝廷制度史。著書に『中世朝廷の官司制度』(吉川弘文館)、『北朝天皇研究の最前線』(共編、山川出版社)などがある。
Vimeoを使用した、教室でもオンラインでも受講できる自由選択講座です(講師は教室)。見逃し配信(2週間限定)はマイページにアップします。各自ご確認ください。お問い合わせは、yk9yokohama@asahiculture.comで承ります。