柿本人麻呂の多彩な歌の世界を鑑賞しましょう。時間と空間の広がりや、人間と自然の交感を、人麻呂は巧みな構成と表現で歌いあげています。当時の時代背景や、人麻呂が朝廷に果たした役割なども考えながら、解釈していきたいと思います。(講師・記) 第1回 朝廷のなかの人麻呂 第2回 自然のなかの人麻呂 第3回 人麻呂歌集の世界
壬生 幸子:共栄大学名誉教授 1953年生まれ。日本女子大学大学院修了。共栄大学教授を経て現職。古事記学会、上代文学会理事。著書『記紀万葉の表現と解釈』(おうふう)ほか。共編著『万葉ことば事典』(大和書房)ほか。
テキスト:『萬葉集 訳文篇』佐竹明広・木下正俊・小島憲之共著(塙書房) ※テキストは各自ご用意ください。教室での販売はありません。