インド各地の仏教美術の遺跡を紹介しながら、仏像の基本的な見方や仏教美術の基礎について解説します。今回から始まる第1回目は、インドの釈尊の八大聖地のうち四大聖地をとりあげます。誕生の地ルンビニー、悟りを開かれた成道の地ブッダガヤ、初めて説法された初転法輪の地サールナート、涅槃の地クシナガラをとりあげ、現地のスライドをご覧いただきながら、それにまつわる仏教美術の作品について解説します。学び続けることによって仏教美術の理解がとても深まります。 写真:ブッダガヤの大精舎
金子 典正:かねこ・のりまさ 京都芸術大学教授 1966年生まれ。博士(文学)。早稲田大学大学院博士課程修了。仏教美術史・東洋美術史専攻。同大学文学部助手、講師、京都造形芸術大学准教授を経て現職。論文・研究に「唐招提寺『金亀舎利塔』について」「中国仏教初伝期に於ける仏像受容の実態に関する一考察」など多数。出版物に『芸術教養シリーズ3 中国の美術と工芸 アジアの芸術史 造形篇I』(藝術学舎、2013)ほか。
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