今回は、6世紀末から7世紀前葉頃の横穴式石室を検討します。この時期は、奈良盆地の見瀬丸山古墳や石舞台古墳、あるいは北山城の蛇塚古墳や甲塚古墳など、全国で最も大型化した横穴式石室が、畿内に集中します。石舞台古墳のひとつの天井石が約77トンというのは有名ですが、どうしてこれほどまでの巨石を用いたのでしょうか。そこには畿内有力首長層の一体性と序列化があらわされています。そのあたりの実情を、たくさんの事例を紹介しながら、考えてみましょう。
初回にすべての資料を配布します。 毎回その資料をご持参ください。 (資料代は実費をいただきます)
こちらは教室受講の申し込みページです。オンライン受講をご希望の場合は別の当該講座紹介からお申込みください。お問合せはasaculonline009@asahiculture.comで承ります。 ☆6月は第5週も講座がございます。日程にご注意ください。