読書は新しい自分を見つける旅。古典から現代作家の作品まで、舞台や作家ゆかりの地を辿り、新たな自分探しの旅に出ましょう。時に作品の背景となる歴史を探訪します。 【行程】※内容は変更になる場合もございます。事前にお渡しする集合案内でご確認ください。 (1)4月4日 山本文緒「無人島のふたり」/EXPO‘25 の島で読む闘病記 2025年4月13日からEXPO‘25が始まりますが、その会場となる「夢洲」で、膵臓癌を宣告され、その6ヵ月後に58歳で亡くなられた著者の爽やかな闘病記「無人島のふたり」を採り上げ語ります。作品舞台は「夢洲」ではありませんが、共に<未来への夢>を与えてくれる筈です。 (「無人島のふたり」新潮文庫) ◇集合 大阪メトロ「夢洲」駅 10時 (2)5月2日 藤沢周平「霜の朝」/紀伊国屋文左衛門の故郷を訪ねる 一代で富を築いた紀伊国屋文左衛門は、紀州湯浅の出身。みかんや塩鮭で富を築いたとも言われ、材木商として江戸八丁堀に広大な邸を構えましたが、商売仇でもある奈良屋茂左衛門に敗れ、無残な最期を迎えます。そして残された茂左衛門は……。今回は、紀文の故郷を訪ねます。 (藤沢周平「霜の朝」(新潮文庫) ◇集合 JR紀勢本線「加茂郷」駅 10時30分 ※途中タクシー利用があります。 (3)6月6日 「日本書紀」雄略天皇4年紀/蜻蛉嶋倭(あきづしまやまと) トンボは古来、「秋津」と呼ばれており、日本の国土(本州)を指して、秋津島と呼ばれていたという逸話が、『日本書紀』に記されています。そんな故事が語り継がれる吉野川上村の「あきつの小野の里」<蜻蛉滝(せいれいのたき)>へ足を伸ばしたいと思います。 (「日本書紀・上/全現代語訳」(講談社学術文庫) ◇集合 近鉄吉野線「大和上市」駅 10時
講座の終了後に、ご希望の方のみ講師が昼食をご案内することがあります(別途1,000〜3,000円ほど必要)。
窓口でお手続きの方は、受付プリントをご確認ください。 行き先により時間・集合場所を多少変更する場合がございます。毎講座日に、次の回の集合案内を配布いたしますのでご確認ください。