仏像の悠久の歴史について学びます。毎回プロジェクターを使って仏像を詳しくご紹介し、プリントを配付して丁寧に解説します。 今期は中国仏教美術を代表する敦煌石窟を中心に体系的に学びます。1回目は前回からの続きとして古式金銅仏について、2回目は敦煌石窟全体を概観します。3回目は敦煌石窟南北朝時代前半の窟、4回目は同時代後半の窟、5回目は西方浄土変について、6回目は唐時代の代表窟である45窟について解説します。毎回わかりやすく丁寧に説明します。(講師・記) <各回のテーマ> 1(4/7) 古式金銅仏について 2(4/21) 敦煌石窟➀概観 3(5/26) 敦煌石窟A南北朝時代前半 4(6/2) 敦煌石窟B南北朝時代後半 5(6/16) 敦煌石窟C西方浄土変 6(6/30) 敦煌石窟D唐時代の代表窟45窟
金子 典正:かねこ・のりまさ 京都芸術大学教授 1966年生まれ。博士(文学)。早稲田大学大学院博士課程修了。仏教美術史・東洋美術史専攻。同大学文学部助手、講師、京都造形芸術大学准教授を経て現職。論文・研究に「唐招提寺『金亀舎利塔』について」「中国仏教初伝期に於ける仏像受容の実態に関する一考察」など多数。出版物に『芸術教養シリーズ3 中国の美術と工芸 アジアの芸術史 造形篇I』(藝術学舎、2013)ほか。
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