はじめての習い事として、或いは人生最後の習い事として、能の世界を私といっしょに学んでみませんか。 能は演劇でありまた文学です。その脚本である謡本は、掛詞や縁語が含まれる韻文学と候調の言葉で構成されています。 謡曲(ようきょく)とは、能の台本である謡本(うたいぼん)を声に出して歌う(謡う)ことです。 難しい説明ですね。敷居が高いと言われてしまう所以です。 でも、美しい言葉で作られた文章を声に出してみる、と考えてみましょう。 入門コースでは、様々なおはなしを交えつつ、発声の基礎から謡曲を学びます。(講師記) ★日程が不規則になっております。ご注意ください。 ★ご見学も可能です。無料1回20分程度。 ★教材として、謡本「鶴亀」を各自ご用意ください。わんや書店様(九段下駅6番出口から徒歩5分 〒101-0051 東京都千代田区神田神保町3-9わんやビル2F)にて、実店舗またはお電話にてお買い求めください。送料別2,700円。webからも注文できます。送料別3,300円
田嵜 甫:シテ方宝生流能楽師 1988年、神奈川県生まれ。田崎隆三(シテ方宝生流)の養嗣子。17代宗家宝生重英の曾孫。 1993年入門。19代宗家宝生英照、20代宗家宝生和英に師事。 初舞台「鞍馬天狗」花見(1994年)。初シテ「金札」(2011年)。「翁」千歳(2001年)、「石橋 連獅子」赤獅子(2005年)「石橋」(2024)を披演。 東京藝術大学音楽学部邦楽科能楽専攻卒業 東京藝術大学音楽学部邦楽科教育研究助手(2019-2023)、同非常勤講師(2023-) 平成4年より続く奉納靖国神社「夜桜能」主催メンバー。 同門会「幸宝会」主宰。東京都九段、静岡県富士宮、山梨県都留にて指導にあたる。
謡本「鶴亀」、筆記用具、録音機材(ボイスレコーダーやスマートフォンなど。必要な方のみ)